はじめに
前回の記事では
実際に脱出ゲームを作っている最中から公開までを記事にしました。
気になる方はこちらから♪
今回の記事では
脱出ゲームを各種ストアに公開した後に行ったことや
ダウンロード数等について記事にしてみます。
公開後すぐに行ったこと
Admob承認申請
私はゲーム内の広告としてAdmobを採用しているため、
ゲームが公開されたら承認申請を行わないと広告収益が入りません。
即効で申請GO!です♪
※これも3年前はなかったんですよね~・・・(´;ω;`)
宣伝
個人ゲーム開発者は無料のものは何でもやるべきと
以下の動画で言われていました。
私は以下のことを実施しました。
SNSで宣伝
私が所持しているSNSと言えばXぐらいです。
この界隈は優しい方が多いので #拡散希望 で投稿すれば
いろんな方に拡散していただけます。
そしてXなら投稿した内容を固定記事にするのがおすすめです。
何もしないと自分の投稿が増えるたびに
記事がどんどん流れて行ってしまいますからね。
参考に私はこんな投稿を行っています。
リンク切れしていたので再投稿ですm(__)m
— 春川あやと@あやとゲームスタジオ (@Harukawa_Ayato) October 28, 2023
今回も脱出ゲームを作ってみました。
GooglePlay https://t.co/pZkuHoY8mF
AppStore https://t.co/h2A7CaMk6R
ハロウィンチックなおばけハウスから脱出しよう!#拡散希望 #ゲーム開発 #アプリ #個人開発 #Unity #gamedev #無料 #ゲーム制作 #ゲーム制作 pic.twitter.com/J4fMlbMGKF
youtubeにも宣伝を流したほうがいいのでしょうが、
そもそも自分のチャンネルで何も活動をしていないので
いまは行っていません。
ゆくゆくは動画投稿もやりたいな~♪( 一一)
各種レビューサイト様へ記事の掲載依頼
とりあえず各種レビューサイト様に対して
メールや申請フォームから掲載依頼をかたっぱしから出しました。
どこかの会社が運営しているような場所には中々掲載していただけませんが、
個人で運営されているサイト様には
ほとんど掲載していただけたと思います。
ゆくゆくは会社さんが運営しているサイトにも
掲載していただけるぐらいになりたいですね!(; ・`д・´)
掲載記事があるので参考に載せておきます。
レビュー確認・バグ修正・返信
公開直後はバグ報告が上がってくることもあるので
基本的にすぐ対応を行っています。※漏れていたら申し訳ないですm(__)m
だいたい☆1とか☆2で来ますね。
対応後はバグ報告レビューに直接返信したりしています。
ちゃんと改善されると☆3だったり、
良い人だと☆5にしてくださる方もいます。
レビューはストアの見た目に関わってくるので
なるべく高い評価が多いほうがいいです。
どのくらいがいいとは一概に言えませんが、
個人的な感覚だと
少なくとも☆4.0を下回るとかなり印象がよくないと思います。
ダウンロード数
4本脱出ゲームを制作しましたが、
どれもだいたい同じような感じになりましたので
ざっくり記載してみます。
ダウンロード数の推移
GooglePlayはリリースして1か月で5000ダウンロード、
App Storeはリリースして1か月で3万ダウンロード、
その後は一か月おきにどちらもダウンロード数は半減を繰り返していく感じです。
半減で落ちるところまで落ちた後は、
1日あたりのダウンロード数が
GooglePlayは0~10程度、
AppStoreは10~30程度となります。
季節もので攻めているのもあり、
各脱出ゲームの季節になると
1日あたりのダウンロード数が20~40ぐらいになる傾向がありました。
またAppStoreのほうが圧倒的にダウンロード数が多い理由は
ストアの無料ゲームランキングに載れていることだと思います。
100位以内ぐらいまでいくと
自然とユーザーの目にとまることも増えるようで、
このあたりの効果が大きかったのかな~っと思っています。
ランキングになるためには
リリース直後のダウンロード数が大きく影響する様子なので、
友人、家族、SNS等でとにかく宣伝することが正解だと思っています。
どうダウンロードされるのが多かったか
ランキングに載っている際は
そこからインストールされることが多い様子。
それ以外は基本的に自然流入、
いわゆるストアで「脱出ゲーム 新作」等のワードで検索して
やったことない脱出ゲームを探してダウンロード
っという流れが多いようです。
脱出ゲームは一度遊んでしまえば終わりなので
脱出ゲームが好きな人は常に新しい脱出ゲームを求めて
このような検索の仕方になるのだと思います。
ユーザーの評価
1作目と2作目以降で評価に差があるので、分けて記載します。
1作目について
初めて作った脱出ゲームだったので、
端末依存のバグや、作り込みの甘さが目立ち
評価が☆4.0を割ってしまいました。
あとはヒントとギミックのつながりが甘いせいで
ギミックの難易度が跳ね上がり、
かなりレビューが荒れていた印象です。
あと計算問題は脱出ゲームでは嫌われる傾向にあるようです。
計算問題は避けた方がよさそうですね・・・
2作目以降について
1作目の反省を生かし、
ギミックはとにかくわかりやすく簡単になるよう制作しました。
このおかげか、
レビューも☆4.0を切ることはなく、
かなり好意的なレビューが多くなったと思います。
ストアの見た目もこれでかなり良くなったと思います。
収益について
1本あたりの収益
脱出ゲームの収益は
基本的にヒントがどれだけ使用されたかで決まってきます。
ということで、
ギミックの難易度が上がってしまった問題の1作目は
1ダウンロードあたり10~20円程度、
その他の作品は
1ダウンロードあたり5~10円程度になります。
広告の単価も影響するので増減はしますが、
だいたいこんなものだと思います。
このことから難易度を上げれば
1ダウンロードあたりの収益が上がるということがわかりました。
ただそうすることによって
レビューは荒れる傾向があるので
ダウンロード数の減少につながります。
難易度をいい感じに調整するのが
脱出ゲーム開発においては重要かな?っと感じました。
収益の増減の推移
Google PlayとAppStore合わせて
だいたい最初の月で10万円程度の収益が発生しています。
その後は
ダウンロード数が一か月おきに半減するので、
収益も同じように半減していくことがわかりました。
余談:脱出ゲームで食っていけるか?
生活費を抑えれる方なら、
これだけで生きていくことも可能だと思います。
ただ余裕のある生活はかなり厳しいのでは?っとも思います。
Googleトレンドで脱出ゲームの検索ボリュームを確認してみましたが、
これを見る限りでは減少傾向にあり、
この先ずっと脱出ゲームで食っていけるかは怪しいところです。
脱出ゲームは
1回作れてしまえば
次回作がエターナル(途中で挫折すること)も少ないですし、
1本あたりの制作期間は短いほうなので
ユーザーからの反応がもらえて励みになります。
また他のゲームと比べると
比較的安定して収益を確保できる気がしています。
これを活動の柱にしつつ、
別の収益元を確保して活動を続けていくのも
一つの手だと思います。
まとめ
公開後に行ったことや、公開後の各種の動向について記載してみましたが
いかがでしたでしょうか?
これにて脱出ゲームのまとめ記事は一旦終わりとなります。
また気づいたことがあれば記事にしてみるかもしれません。
知りたいこととかあればX等でご連絡いただければ
記事にしたり、直接返信しますので
何か気になること等あれば気軽にご連絡下さいm(__)m